当院の胃内視鏡検査の特徴
実績・経験豊富な医師によるレベルの高い検査
20年以上の経験を持ち、大病院や地域の中核病院で最先端の内視鏡検査・治療に携わり続けた院長が、培ったスキルと最新設備を活用して、大病院と比べても遜色ない胃内視鏡検査(胃カメラ検査)を実施します。
最先端の内視鏡システムによる精度の高い検査
当院では最先端の内視鏡システムである「オリンパス 290ELITE」を導入しています。こちらのシステムでは「NBI(狭帯域光観察)」と「拡大観察(約100倍)」による精度の高い検査を行うことができます。
当院では現在、鼻から内視鏡を挿入する「経鼻内視鏡」ではなく、口から挿入する「経口内視鏡」を行っております。その理由は、経鼻内視鏡では拡大観察を行うことができず、微細な病変を診断することが難しいからです。
ご希望の方には鎮静剤を使用して負担を軽減
当院では経口内視鏡を行っております。「経口内視鏡の方が苦しいのでは…?」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心下さい。長年、内視鏡検査を行い続けてきた「内視鏡検査のスペシャリスト」が繊細かつ正確な技術で検査しますし、ご希望の方には鎮静剤を使用しますので、少ない負担で検査を受けて頂くことができます。
炭酸ガスを使用して検査後の不快感を軽減
胃内視鏡検査では通常、空気で胃を膨らませて観察しますが、当院では空気の代わりに生体吸収性に優れている炭酸ガス(CO2)を使用して、検査後の腹部の張りなどの不快感を軽減させています。
胃内視鏡検査とは
胃がん・食道がんの早期発見に有効です
胃内視鏡検査(胃カメラ検査)では口から内視鏡を挿入して、胃、食道、十二指腸などの器官を観察します。日本人に多いとされている胃がんや食道がんの早期発見に有効なだけでなく、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などを診断することもできます。
胃内視鏡検査はこんな方におすすめです
- 胃(みぞおち)が痛い方
- 黒色の便が出るなど、便に異常がある方
- バリウム検査で異常を指摘された方
- 胃もたれがある方
- 胸焼け、喉のつかえ、げっぷが多いなどの不調がある方
- 食欲不振、体重減少などの不調がある方
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の既往歴がある方
- 胃がんの家族歴がある方
- ご家族にピロリ菌感染の既往歴がある方
- 40歳以上の方
胃内視鏡検査の流れ
ご予約
お電話による検査のご予約も可能です。当院の胃内視鏡検査(胃カメラ検査)は事前の診察が必ずしも必要ありません。高血圧や糖尿病治療中の方や 抗凝固薬や抗血小板薬などを内服されている方は、事前にお申し出下さい。
検査前日
検査前日の夕食は21時までにお済ませ下さい(飲水は構いません)。
検査当日
検査当日は朝食を食べずにご来院下さい(少量の水やお茶は構いません)。鎮静剤の使用をご希望の方は、検査後にふらつきが残る可能性がありますので、その日1日は車、バイク、自転車の運転はお控えいただきます。
問診
体調や既往歴などを問診します。
前処置
胃内を観察しやすくするために、消泡剤(胃の中の泡や粘液をなくす薬)を服用して頂きます。
検査実施
喉に麻酔を施した後、検査を実施します。検査時間は5~10分程度です。ご希望の方には鎮静剤を使用します。
検査終了
検査終了後、診察室で検査結果を詳しくご説明します。鎮静剤を使用した方には、リクライニングルームで覚醒するまでお休み頂いた後、検査結果をご説明します。
注意事項
- 検査後、1時間程度は飲食をお控え下さい
- 病理検査を行った方は、検査後、2時間程度は食事をお控え下さい
- 鎮静剤を使用した場合、検査当日の車・バイク・自転車の運転はお控え下さい